札幌光星中学校・札幌光星高等学校

2022年度中学3年生海外研修旅行レポート

香港到着、いよいよ帰国へ。

現在香港時間で6時です。シドニーからのフライト、長時間でしたがリラックスできたようです。
次はいよいよ新千歳へのフライトです。この後はHPの報告よりも、たくさんの思い出を直接お子様と語り合っていただければと思います。この度の海外研修旅行レポートをご覧いただきありがとうございました。

B&Sプログラム、そしてオーストラリア出国

いよいよオーストラリア最終日、シドニーでの研修の大きな目玉となるB&Sプログラムが行われました。グループを担当する学生たちの紹介を聞きながら不安と期待に包まれながらのスタートでしたが、数時間の共有時間を過ごし、食事を共にし帰ってきた生徒たちは笑顔に包まれていました。その後は最後のお土産選びをし、いよいよ出国です。今この原稿はシドニー空港で書いています。

  • B&Sプログラム、出発前の様子。

  • 帰ってくるとこんな感じでした。

  • 空港での待合の様子です。

マンリーウォーキングと移民に関する講話

シドニー2日目は午前中のエコ活動マンリーウォーキングと、午後からはシドニーで弁護士として活躍している勝田さんを講師として招いた移民に関する講話、ワークショップを行いました。

  • 貸切のフェリーに乗ってマンリーを目指します。出航してすぐにオペラハウスを船上から眺めることができました。ハーバーブリッジもくぐり抜け、30分程度のクルージングを楽しみました。

  • マンリーでは現地のエコガイドの方々の作業を手伝いました。海のゴミ問題や生態系に及ぼす影響、今自分達にできることを今一度考えて、まずはビーチのゴミ拾いです。

  • 全員で集合写真。エコガイドのリーダー、ダミアンさんはとても面白く、英語についてもはっきりと区切りながら話してくれたので通訳がなくても頷きながら、時には冗談に笑いながら聞くことができました。

  • 講師の勝田さんは自身の弁護士になるまでの体験をもとにユニークな切り口で移民とは何か、永住権とは、同性婚についてなど幅広い話をしてくれました。TimTam(チョコレートのお菓子)争奪のクイズ大会など、話の展開にメリハリがありあっという間の2時間講話でした。

  • 退場する勝田さんを皆拍手で見送ります。大学時代の留学から始まったオーストラリアでの永住の話に心を揺さぶられた生徒も多くいたようです。たくさんの質問を寄せていました。

旅も後半、シドニーへ!

ケアンズを後にし、後半の目的地シドニーへ移動しました。シドニーはサマータイムを導入しているため、日本より2時間早く日付が変わります。シドニーへは現地時間の13:30ごろに到着し遅めの昼食の後市内観光へ出ました。

  • いよいよケアンズを出発です。良い天気に恵まれ、世界遺産でのたくさんの思い出を胸に次の目的地シドニーへ向かいます。

  • セントメリーズ大聖堂の中を見学しました。大聖堂という名の通りとても大きく、広く、高く、思わず圧倒されるステンドグラスや、柱の細部にわたる彫刻など、厳かな雰囲気の中で見学しました。

  • ハイドパークの噴水越しにセントメリーズ大聖堂をながめつつの1枚です。噴水の彫刻はギリシャ神話をモチーフにしたものでテセウスのミノタウロス退治をモチーフにした彫像のほか何体もの彫像が置かれていました。

オプショナルツアーへ行ってきました!

今日はオプショナルツアーへ行ってきました。Aグリーン島1日観光、Bサンラバーリーフクルーズ、Cモスマン渓谷とポートダグラス観光の3つのツアーに分かれました。それぞれのコースで様々なアクティビティが実施されました。それぞれのコースの様子です。

Aグリーン島観光

  • 世界遺産のグレートバリアリーフにて、SDGsについて学んできました。現地リゾートスタッフから、島で出るごみや下水をどのように処理しているか、環境に配慮した発電など、環境問題をメインに講義を聴きました。

  • 海でシュノーケリングやグラスボート体験をして、自然をとことん満喫してきました。足元にも魚が泳いでいます。

  • 前日までは熱帯ならではのスコールで天候が危ぶまれましたが、昨日の雨が嘘だったかのように晴れました!絶好の世界遺産体験でした。

Bサンラバーリーフクルーズ

  • ケアンズ周辺の珊瑚の実情や、生態系、生息している動物などについてレクチャーを受けました。この後、シュノーケリングのガイドも引き受けてくれたクリスさんとの一コマ。

  • 4つのグループに分かれ、クルーズのスタッフ(クリスさん)が特別にシュノーケリングガイドをしてくれました。普段見れないところまで案内してくれて、珊瑚や魚達の他、ウミガメに出会えたグループもありました。

  • クリスさんやクルーズ船のキャプテンを交えての記念撮影。片道2時間半程度のクルーズで、船酔いに苦しんだ生徒もいましたが、シュノーケリングで復活。とても楽しく印象的なクルーズでした。

Cモスマン渓谷とポートダグラス観光

  • 世界遺産のモスマン渓谷で、クク・ヤランジ族の神聖な森に入る前のお清めの儀式を体験し、ボディペイント実演などの説明を聴いたあと、世界最古の熱帯雨林に入林!途中で激しいスコールも体験しました。

  • 説明をしてくださったクク・ヤランジ族の方と一緒に記念撮影!彼のボディペイント(日本で言う家紋のようなもの)はウォータードラゴンだそうです。

  • ワイルドライフ・ハビタットでカンガルーの餌付けに挑戦!

ケアンズ水族館とレインフォレステーションを満喫!

キュランダの高原列車が前日までの大雨のため運休となり、急きょ追加したケアンズ水族館から本日の見学はスタートしました。都心の水族館ではありますが見どころも多くケアンズ周辺の生態系について楽しく学べたようです。その後レインフォレステーションに移動し、アボリジニの方と交流しながらの体験プログラムも大いに盛り上がりました。体験学習の後は大橋巨泉プロデュース(生徒には伝わりませんでしたが)の「OKギフト」というお店でお土産を購入しました。

  • ケアンズ周辺に生息する熱帯雨林ならではの魚たちです。バラマンディという淡水魚は食材としても高級魚として市場に並びます。

  • 映画のニモの舞台になったのはケアンズ周辺の海のようでグレートバリアリーフからシドニーへ移動する話もここがモデルなのだそうです。

  • トンネル状の展示室もあり、エイやサメ等のお腹も見れました。

  • アボリジニ文化体験で全員で記念撮影。この後、ダンスやブーメランの体験も行いました。

  • 槍投げの実演です。ラストワンと言いながら何回もラストワンの投擲をしてくれました。

  • アーミーダックという水陸両用車で熱帯雨林の植生について学びました。

ケアンズ到着しました

新千歳空港を出発して17時間ほどは機内にいたわけですが、体調を崩す生徒もなく元気にケアンズへ到着できました。明日はキュランダの高原列車に乗る予定でしたが、今日が大雨だったため、明日は鉄道が運行されないこととなりました。天気によるものですからやむを得ません。急きょ、ケアンズ水族館を予定に組み込み対応することとなりました。みんな新しい水族館なので期待が大きそうです。

  • ケアンズ空港の荷物受け取りはニモが!

  • 生徒たちは長旅の末の荷物を元気にニモの口からゲット!

  • 晩ごはんのラザニアです。機内食に飽きてきたところ、美味しくいただきました。

新千歳空港、いよいよ出発!

中学3年 海外研修旅行

出発式

3月3日、出発式を行いました。
学年主任から旅行の心得について最後の確認があり、JTBの大串さんからも持ち物や行程についての確認が行われました。その後、グループごとに集合や点呼、報告の仕方などを練習しました。
いよいよ出発なんだという自覚が出てきたなと感じられる雰囲気の出発式でした。出発まであと2日です。体調管理を万全にして元気に新千歳空港に集合して欲しいと思います。