札幌光星中学校・札幌光星高等学校

中学1年・2年サマースクール

3日目

  • 朝はラジオ体操からスタートです。曇っていますが、気温は高かったです。

  • 植樹体験をしました。スコップで土を掘り起こし、思い思いの場所に木を植えました。

  • 伐倒見学では重機が素早く木を切り倒し、同じ長さに切っていました。近くで重機を見ることもできました。

  • クラフトワークでは木でカスタネットをつくりました。ツルツルになるまでやすりで削りました。木の箸も作りました。

サマースクール最後のプログラムはミサです。気持ちを落ち着けて、この3日間を無事に過ごせたことに感謝し、お祈りを捧げました。
コロナの影響も少なくなり、場所も変わり初めてが多かった3日間ですが十勝でしかできない経験を仲間とともにできました。短い時間でしたが、いろいろな面で成長することができたと思います。

2日目

中学1年生

1年生は午前中産業体験で3つのグループに分かれての活動でした。午後は日本甜菜製糖ビート資料館で館長清水さんの情熱的な解説を聞き、百年記念館で十勝開拓の歴史を学びました。

  • 早生とうきび収穫体験ではおいしいとうきびの見分け方を学んだのみならず、生のとうきびとゆでたとうきびの味くらべもやりました。生はメロンのような味わい、ゆでたとうきびは甘さがぐんと上がりましたよ。

  • 酪農体験では友夢牧場で子牛と触れ合い、乳しぼりをしたりそのミルクを直接飲んだりしました。しぼったミルクは「あと味がおいしい」と生徒が言っていました。

  • ワイルドプロジェクトは野生動物をよく知ることから始まります。けもの道を発見し、罠にかかったアライグマを見て、鹿角でキーホルダー作り。これがどうも革の編み方が難しく、みんな苦戦しました。

【まとめ】
ビート資料館の清水館長も、百年記念館の学芸員の方も、友夢牧場の社長さんもみんな自分たちが切り拓いてきた十勝の歴史に自信とプライド、責任を抱き、その熱量は尋常ではありませんでした。「十勝の開拓は国策ではなく屯田兵もいなかった。民間が切り拓いた大地なんです」という言い方が全てを表していると思いました。

中学2年生

神田日勝記念美術館では神田日勝さんの生い立ちについてのお話を聞いた後、作品を鑑賞しました。

  • ウチダザリガニの外来種駆除体験を行いました。事前に設置してあった罠からザリガニを捕まえます。

  • 捕まえたザリガニの記録を取ります。最初は触れることを嫌がる人もいましたが、積極的に活動に参加していました。

  • お気に入りのザリガニとともに記念撮影。

  • 最後は塩茹でにして食べました。エビやカニのような味がして、皆で完食しました。

ホテルでの様子

  • ホテルの売店でお土産を買う人もいました。

  • 夜に光の祭儀を行いました。心を静めてサマースクールの振り返りとお祈りを捧げます。

1日目

中学1年生

道なき道を歩いて化石を探しに行くところです

快晴、しかも高温という環境のもと、三笠で1年ルクス理科地学巡検が実施されました。浅い海の底だった1億年前と、陸地化したあと再び海に没した5000万年前の二つの時期にできた地層が隣接し、しかもそれが強烈な地殻変動で横のものが縦になっているという、とんでもなくジオな三笠で化石を探し、露頭を見て、石炭産業の跡を見ました。ジオな営みが良質な石炭を生み出し、歴史が石炭を求め、という産業都市の時代が過ぎ、石炭関係の遺構が緑に戻りつつあるのを見ました。

  • 汗を流してアンモナイトを探そうと一生懸命叩いています。しかし巻貝だったりするのでした

  • 立坑跡という石炭産業の遺跡です。ここに炭田があるのもジオな運動があったからです

中学2年生

旅の始めは鹿追町を一望できる扇ヶ原展望台へ行きました。少し雲がかかっていましたが、きれいな景色を見ることができました。

  • 鹿追町の方から町の特徴について説明していただき、事前に質問していた内容について答えていただきました。鹿追町の環境、生活、町づくりについてなど、リアルな回答をしていただきました。

  • 皆でしゃべりながら昼食を食べるのはこれが初めてです。

  • とかち鹿追ジオパークでは鹿追の地質学的な成り立ちや特徴、南極のお話を聞きました。今年新しく登録された北海道石も見ることができました。

  • 牛の糞尿から発生するバイオガスを利用して水素エネルギーや発電など、循環型の町づくりを行っている鹿追町環境保全センターの見学をしました。においや温度など、五感を使って感じることができました。

ホテルでの様子

  • 夕食はバイキングです。

  • アリーナで2学年合同のレクを行いました。

  • 人差し指でフラフープを支え、皆で気持ちをあわせて指を離さずにフラフープを床につけます。簡単そうに見えますが、成功するまでに結構時間がかかりました。