札幌光星中学校・札幌光星高等学校

中学3年ルクス社会「貿易ゲーム」

中学3年ルクス社会「貿易ゲーム」

 2月3、4日に、国際協力学生団体「結」の皆さんに来校していただき、中学3年生の各クラスを対象に貿易ゲームを実施しました。対面での貿易ゲームは2019年以来で、生徒だけではなく学生の皆さんも初めてで、お互い緊張した面持ちでしたが、ゲームが進むにつれて、盛り上がりを見せていました。
 貿易ゲームは、6~8グループに分かれて行います。それぞれのグループは、事前に配付された異なる道具(主に紙、えんぴつ、はさみなど)を用いて、型紙と同じ工業製品や農作物を生産し、各グループの生産額を競い合います。えんぴつの質やはさみの有無など各グループの道具の条件が異なるため、他のグループと交渉しながらゲームは進みます。最終的には、これら条件の違いが、何を表しているのか生徒が考え、それぞれ自分たちのグループが先進国、発展途上国であることを認識し、実際の貿易がどのように行われているのか理解していきます。
 今回の活動でも、発展途上国であったグループは思うように生産できず、国際社会の現実をゲームを通して感じていました。また、「結」の皆さんが理解を深めるための「問い」を投げかけてくれたこともあり、教科書だけでは考えることのできない充実した活動となりました。

活動の様子