光星中学校では、1・2年次は徹底した基礎力の重視を図っていきます。正確性(ていねいに)と再現性(当たり前にできる)の向上を目標とします。学習の作法を繰り返し伝え、予習→授業→復習のサイクルをつくっていきます。授業にしっかり参加することは当たり前ですが、授業はわかると少しの練習をする場であり、家に帰って授業で理解・学習したことを再現できるように練習することが復習(家庭学習)になります。ですから、毎日家庭学習に取り組むことが必要です。特に、完成するまでに時間がかかる数学・英語は毎日学習してください。また、言語活動はすべての学習の基本であることから、読解力の養成を国語科だけではなく、あらゆる活動で意識していきます。3年生になると、高校範囲の学習への準備がはじまります。学習量が増え、基礎事項を使いこなしていく活動が増えていきます。また、ルクスプログラムや光星祭、遠足などの諸行事などあらゆる活動を通じ、主体的に学びにかかわっていく姿勢を培っていきます。
光星中学校では、定期試験や学力試験、模試や日々の小テストなどさまざまな試験があります。それぞれ目標を立てて努力することはもちろんですが、試験は受けた後のふり返りが何より大事です。ふり返りを通じて弱い部分を確認し、それを補っていきます。順位ではなく点数を重視し、そして最終的にはすべて理解できるまで復習することを目指します。
1年生:「人とのつながりを知る」
2年生:「自分を知り、他者を知る」
3年生:「自己を分析し、社会を知る」
1年生では、諸活動を通じて人間関係のあり方を学んでいきます。2年生では、自分以外の他者との関わりを通じ、他者の生きる場所を知ることを目的とします。はたらく意義について学びます。3年生では、自己分析を通じて特性を確認し、学びに向けての方向性を探ります。北海道大学訪問を通じて、学問の奥深さに触れます。