札幌光星中学校・札幌光星高等学校

札幌光星学園スクールポリシー

(1)教育理念と教育目標

校訓
「地の塩 世の光」
自らの能力を高め、他者や社会の幸福のための働く

1. カトリックの精神に基づいた人間教育を行う
 ・自己肯定感に基づいて、生きる意味や存在価値を実感する
 ・この世に存在するすべてのものを善なるものとして尊重し追究する
2. 一人ひとりを尊重し、人間の全領域にわたる質の高い教育を行う
 ・知・徳・体すべての領域において自己の能力を高める
 ・好奇心や探究心をもって人間や学問の真理を追い続ける
3. 愛と尊敬、対話と協力のもとに、家庭の精神の中で教育を行う
 ・お互いに対し愛と尊敬の念をもって、対話と協力の精神を持つ
 ・共同体に所属する者としての社会性と規範意識を持つ
4. 人々に奉仕し、正義と平和のために働く人材を育成する教育を行う
 ・他者に尽くす心を育み、よりよい社会のために行動する実践力をもつ
 ・善悪をよく判断し、正義と平和を大切にする社会の建設に取り組もうとする
5. 時代の変化に適応し、世界を変革する人材を育成する教育を行う
 ・新しい価値観や多様な価値観に対して柔軟で開かれた姿勢を持つ
 ・一人ひとりが責任感と創造力を持ち、新しい未来を作り上げていこうとする

(2)育成を目指す資質・能力に関する方針

1.「共感力」
 ・命の尊厳を理解し、自らの存在を肯定することができる。
 ・多様性を認め、他者の考えを受け入れることができる。
 ・相手の立場や気持ちに寄り添って考えることができる。
2.「協働力」
 ・他者と協力してものごとを成し遂げることができる。
 ・目標としていることや課題となることに対して実際に行動できる。
 ・失敗を恐れずに、積極的に他者や社会と関わろうとすることができる。
3.「自己開発力」
 ・自己の知識・技能を主体的・継続的に身に付けることができる。
 ・身に付けた能力を実際に社会のために活用することができる。
 ・他者や組織に依存しすぎず、規律を守り、自らを律することができる
4.「探究力」
 ・何事にも疑問や好奇心、問題意識を持ち、課題を見つけることができる。
 ・課題の原因を考え、対応、解決することができる。
 ・よりよい社会の実現や他者との関係を目指して、新しい方法や見方を見つけることができる。
5.「表現力」
 ・他者の立場や時や場所をふまえつつ、自らの考えや意見を伝えることができる。
 ・客観的・論理的思考を基にした自分の意見を言うことができる。
 ・他者が理解できるように、わかりやすく発言したり、文章等によって表現したりできる。

(3)教育課程の編成及び実施に関する方針

1.豊かな心の育成を目指して、生徒の能力開発を総合的に促すための教育課程の編成と実施
2.生徒の興味・関心に応じて、希望する進路を実現するための合理的な教育課程の編成と実施
3.基礎となる知識・技能を重んじ、生徒の到達度に柔軟に対応できる教育課程の編成と実施
4.主体的・探求的な学びを促し、社会に必要な資質・能力を育てる教育課程の編成と実施

(4)入学者の受入れに関する方針

1.本校の教育理念を理解し、自己と他者の良さを認め合うことのできる生徒
2.知的好奇心に富み、高い意欲と向上心を持って学び続けようとする生徒
3.学習はもちろん、学校行事や特別活動、課外活動にも積極的に取り組もうする生徒
4.高校で身につけた資質・能力を生かし、他者や社会のために働こうとする生徒