札幌光星中学校・札幌光星高等学校

マリア会総長様ご訪問

 5月11日、本校の運営母体である修道会マリア会の総本部(ローマ)より、総長アンドレ・ジョセフ・フェティス神父様はじめ4名の方が本校を公式訪問されました。教育局長であるマキシマン・マニャン修道士からは、マリア会の教育目標についてお話をいただきました。

 マリア会の教育活動は今から約200年前、シャミナード神父様の下に始まりました。現在では、5大陸32ヵ国に、幼稚園から大学まで100以上の学校を持っており、そこには11万人超の生徒と教職員が所属しています。
 キリスト教では、イエス・キリストこそが目指すべき理想の人間像であると考えており、その姿に近づけるよう、マリア会では教育を通して子どもたちの成長をサポートしています。マリア会の学校を卒業した生徒たちには、以下の5点が実践できる人になってほしいと考えています。

①自分自身を受け入れ、他者を尊重し調和できる人になる。
②自分自身と向き合い、内面的に成長できる人になる。
③自分の持っている知恵や心を生かして、世界を変えようとする人になる。
④様々なことに関心を持ち、臨機応変に対応できる人になる。
⑤人を愛し、ゆるす心を持ち、神の子イエスに従おうとする人になる。

 最後に、教皇ベネディクト16世のことばより、「私たちの人生はまだ完成していない―人生の根本的な問いはいかに生きるか、そして幸せな道とは何かである」というメッセージをいただきました。